山陽小野田市議会基本条例、市民説明会スタート

約20人の市民が参加した説明会(市商工センターで) 山陽小野田市議会が策定作業を進めている議会基本条例の市民への説明会が23日、市商工センターを皮切りにスタートした。同条例制定特別委員会(高松秀樹委員長、8人)が条例の素案を説明し、市民から意見や感想を聞いた。

開かれた議会を目指し、市議会のあるべき姿や仕組みを定める条例。2009年12月に特別委を設置し、これまで48回にわたって委員会を開いたり、議会への評価や期待を聞く市民アンケート調査を10年に行ったりした。アンケートでは市議会の評価を「満足している」が18・1%、「あまり、または全く満足していない」が63・3%だった。
説明会では尾山信義議長が「議会の最高規範という位置付けで制定を進めているが、議会改革のために皆さんの本音を聞かせてもらいたい」、高松委員長が「住民の代表機関として、最大多数の最大幸福を追求するシステムとしてこの条例を制定する」とあいさつした。
この後、伊藤武議員が説明員を務め素案の概要を説明した。伊藤議員は議会基本条例が「議会と議員の役割、市民と議会の関係、議会と行政の関係など議会の基本的事項を定めたもので、条例化することにより議会改革を継続し発展させていくことができる」と目的を話した。
具体的には市民懇談会の実施、請願・陳情者の委員会での意見陳述、議会情報の公開、政策討論会や議員相互の自由討議、行政運営の検証などを盛り込み、結果として議会の機能向上につながるとした。
意見交換では会場からの「委員会を原則公開とあるが原則ではなく全面公開を」の問い掛けには「懲罰委員会や企業誘致に関するものなど公開で支障が生じる場合があるので原則とした」、「素案づくりに2年間もかかった理由は」には「議員の意識の差を埋めるのに時間がかかった。そうしたプロセスも大事」、「これが議会の最高規範であると条例に明記すべき」には「最高規範という位置付けに変わりはないが、条例に上も下もないという考えから、あえて使わなかった」と説明した。
このほか「議会基本条例を2年ごとに検証するとあるが、1年ごとではどうか」「議会開催時などにアンケート箱を設置しているが、意見に対して返事をすべき」などの意見があった。
説明会は合計6回開催。今月末まで市民からの意見公募(パブリックコメント)も行っている。
今後の説明会の日程は次の通り。開催時間はいずれも午後6時半から。
▽24日=埴生公民館▽25日=厚陽公民館▽26日=市保健センター▽27日=赤崎公民館▽28日=高千帆福祉会館

カテゴリー:行政2012年1月24日

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