山陽小野田市男女共同参画審、新委員15人に委嘱状

白井市長から委嘱状を受ける池田委員(市役所で) 山陽小野田市男女共同参画審議会は11日、市役所であり、新しい委員15人に白井博文市長から委嘱状が手渡された。会長には水田愛子さん(市社会福祉協議会)を選出した。審議会では新しく改定する「さんようおのだ男女共同参画プラン」の素案が事務局から示された。

委嘱式では白井市長が「男女共同参画社会実現に向けて市も〝女性の日〟を創設するなどしているが、いろいろな取り組みを通して一歩も二歩も前進させたい。それぞれの立場で新しいプランへの率直な意見を」とあいさつした。
審議会では現行の男女共同参画プラン(2007~11年度)の計画年度が終了することから、市から諮問された改定版(12~16年度)の素案に対する協議、答申に取り組む。素案は少子高齢化の進展、人口減少、貧困・格差の拡大などの社会情勢を踏まえ、市協働推進課が作成した。
素案は基本目標を現行の四つから▽男女の人権の尊重と意識の改革▽施策などの立案および決定への共同参画の推進▽家庭、地域における男女共同参画の推進▽男女が働きやすい職場づくり▽国際理解を通した男女共同参画の推進-の五つに増やした。
それぞれの基本目標の下に10の重点項目を置き、さらに項目ごとに施策を据えた。施策については現状と課題、方向性、具体的取り組みを明示し、そのテーマについての関連が一目で分かるようになっている。
素案では男性、子供における男女共同参画の推進が新しく取り上げられ、男性の家事・育児・介護への参画推進や、幼児期から発達段階に応じて人への愛情、人権の尊重、男女の平等、家庭生活の大切さに関する教育の推進を掲げている。
防災分野における女性の参画促進も明記し、プライバシーの保護や女性のニーズに配慮した対応の必要性を盛り込んでいる。厳しい経済情勢の中で、就業現場における均等な機会と公正な待遇確保、女性が働きやすい就業環境の整備も施策に入れた。市の審議会メンバーの女性割合を26・4%(11年4月現在)から30%以上に増やすなど、数値目標が設定できるものは具体的な目標を明記した。
意見交換では「介護現場は女性が中心という現実があるが、さらに高齢化社会が進んでいく中で、現状では行き詰まる懸念がある。将来の展望に基づいた具体的な施策を盛り込んでほしい」との声が上がった。
事務局では今後、審議会を1、2回開き、それぞれの分野から生の声を出してもらい、担当部署と協議して具体的な施策としてプランに反映させる。
市民からの意見公募(パブリックコメント)も行い、3月までに審議会から答申してもらう。
委員は次の通り。(敬称略。任期は13年8月末まで)
▽会長=水田愛子(市社会福祉協議会)▽副会長=古谷義彦(宇部人権擁護委員協議会)▽委員=池田容子(山口東京理科大)石田康正(山陽商工会議所青年部)岡田真由美(市小中学校PTA連合会)岡部つや子(市女性団体連絡協議会)河口魔子(市教育委員会)中務敏文(市ふるさとづくり協議会)林和夫(小野田通運)舩林芳子(県漁業協同組合)三井智恵(嶋田工業)村田晴美(小野田在宅介護者の会とらいぽっど)森田豪(小野田青年会議所)林美知子(公募委員)水上隆男(同)

カテゴリー:行政2012年1月12日

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