市「第5期高齢者福祉計画」素案

宇部市は「高齢者が住み慣れた地域で生きがいを持ち、長寿を喜び合える、心豊かなまちづくり」を基本理念とした第5期高齢者福祉計画の素案をまとめた。計画期間は2012年度から14年度までの3年間。「生きがい、健やか、尊厳、安心」の四つの基本目標を設定し、諸施策を推進していく。アンケートや関係会議での意見聴取を踏まえ、認知症高齢者支援と地域支援体制の強化を重点施策として盛り込んだ。

2000年の介護保険制度の開始に併せて高齢者保健福祉計画を策定し、さまざまなサービス提供基盤の整備を図っている。その後、現行の計画となり、3年に1度見直している。現行の4期計画が今年度で終了するため新たに策定するもの。
計画案は、高齢者の現状と課題、計画の基本理念、施策、介護保険サービスの見込み、推進体制の6章で構成。施策の柱となる基本目標に沿った事業として、介護支援ボランティアポイント制度(仮称)の創設、早い年齢からの社会活動参加のきっかけづくりに新たに取り組む。ボランティアの登録者数は最終年度に980人を見込む。
認知症高齢者支援では、正しい知識の普及と支援者の育成に力を入れる。認知症サポーターは現状の8141人を1万4600人に増やす。専門的な講座を受講し、身近な支援者として活躍してもらう「地域オレンジサポートメンバー(仮称)」も募る。認知症にやさしいお店は、14カ所から26カ所を目指す。
日常生活圏域は現在の4圏域から6圏域へと見直し、地域包括支援センターを順次設置する。通称も「高齢者総合相談センター」とし、地域支援の最前線として、高齢者のより身近な相談窓口として機能させる。
介護認定者の増加が見込まれ、介護保険料の上昇は避けられない。第1号被保険者(65歳以上)の負担軽減を図るため、保険料の所得段階別設定を、現在の10段階から、さらに細分化にする。
このほか資料編として、65歳以上の高齢者2976人を対象にした日常生活圏域ニーズ調査、認知症症状のある高齢者家族を対象にした認知症支援を支えるためのアンケートなどを収録している。
現在、パブリックコメント(意見公募)を行っている。計画案は市役所、楠総合支所、市民センター・ふれあいセンター、シルバーふれあいセンター、市のホームページで閲覧できる。これに対する意見(市内居住、通勤・通学者)は、応募用紙に氏名、住所とともに記入し、郵送、ファクス、メールのいずれかで16日までに介護保険課へ。様式は自由。匿名や電話では受け付けない。
送り先は〒755─8601宇部市常盤町1─7─1、宇部市介護保険課(ファクス22─6026、メール)へ。

カテゴリー:行政2012年1月5日

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