来年4月、江汐公園が市に移管へ

県立江汐公園を来年4月から山陽小野田市に移管するための関連条例案が、12月市議会に上程された。市は無償譲渡を契機に、これまで以上に市民の憩いの場として充実させるとともに、市外からの観光客誘致に努め、地域活性化につなげたい考え。

昨年9月に二井関成知事が「県有施設で地元に委ねた方が地域の活性化につながるものは移管したい」との方針を打ち出したのに基づき、県と市がこれまで15回にわたって協議を重ねてきた。
残った債務は県が償還し、予想される施設の修繕などについても市に負担が発生しないことなどを確認。また、これまで人口規模で算入されていた国からの交付税が、市に移管した場合は人口割りに加え、より有利な公園面積で算入されるメリットもあり、市は移管を受けることにした。
江汐公園は、1964年に江汐湖橋近くの通称ツツジ山周辺の4㌶が市の公園としてオープン。73年から市の公園部分を囲む形で県が公園の整備を進め、90年に県立公園として開園。その後も周辺整備を拡大し現在、面積143㌶の自然豊かな公園として親しまれている。この中には江汐湖(15㌶)など三つのため池が含まれている。2006年4月からは、県から委託を受け市が管理している。
豊かな植生と多くの野鳥や昆虫に恵まれた公園。春には5万本のコバノミツバツツジが咲き誇り、アジサイやバラなどの花々が四季を通じて楽しめる。
フィールドアスレチック、キャンプ場(15区画)、テニス場、管理棟には研修室もあり、展示会、学習会も可能。年間の利用者は約17万人。
12月市議会では、施設使用料などを定めた移管に伴う都市公園条例の一部改正案が上程されている。使用料は現行と同じとしている。
県有施設では、下関市の火の山公園、柳井市の柳井ウェルネスパークも、来年4月から市に移管するための手続きが進められている。

カテゴリー:行政2011年12月6日

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