厚東川川づくり検討委 初会合

厚東川水系の河川整備計画を策定する厚東川川づくり検討委員会(浮田正夫会長、23人)の初会合が4日、琴芝町1丁目の県総合庁舎であり、高潮堤防の整備や河床掘削などを内容とする県の整備計画案が示された。

水系には本川の厚東川のほか、県知事が管理する37の支川があるが、過去の災害や地元の要望を踏まえ、厚東川と大田川、中川、古川、大坪川の5河川を優先。おおむね30年間を整備期間としている。
整備計画案によると、厚東川の高潮対策は河口と琴川橋付近で実施。河口付近は右岸約250㍍、左岸約950㍍間に高潮堤防を整備。琴川橋は架け替える。
流下能力の向上対策として、沖の旦橋から末信地区上流までの約4000㍍は拡幅掘削や築堤を実施。逆流を防止するため、古川と大坪川の合流点にそれぞれ水門を整備する。
大田川は友永堰(ぜき)から上流約500㍍間の堤防をかさ上げ。中川は明神川合流点から約1000㍍間の河床掘削と築堤を行う。
内水対策では、中川排水機場のポンプを増設し、大坪川の合流点に排水機場を建設する。
さらに、局地的な集中豪雨に対しては、県の治水対策検討委員会が8月、厚東川ダムにダム管理支援システムの導入を検討するように提言している。
各委員からは「河川愛護の心が高まるような整備を」という提案や、「放流した魚が滞在できる場所を」などの要望があった。
厚東川ダムの土砂の堆積については、県から「どこをしゅんせつすれば効果があるか、昨年度から測量調査している」と、対策を検討していることが明らかにされた。
整備計画案は7日から県宇部土木建築事務所や市役所で縦覧。住民の意見を踏まえて、検討委で承認する。国土交通大臣への同意申請は来年3月を目標としている。

カテゴリー:行政2011年11月5日

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