山陽小野田市、今年度節目年齢対象に大腸がん無料検診実施

山陽小野田市は今年度、節目年齢の市民を対象とした大腸がんの無料検診を実施する。9月中旬までに該当者に無料クーポン券を郵送する。

国の「がん検診推進事業」に基づいて行うもので、事業費は国と市が折半する。対象年齢は今年4月1日時点で40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の市民4324人(男性2030人、女性2294人)。実際に受診するのはこのうちの25%程度とみており、予算は430万円を計上している。
大腸がん検診は検便を行い潜血があるかどうかを調べ、陽性の場合には注腸検査や内視鏡による精密検査をしてもらう。通常の検診料は500円。
該当者にクーポン券と啓発や検診の流れを記した検診手帳を郵送し直接、医療機関で検診するか、市保健センターなどに検便容器を取りに来てもらい、採便後に市保健センターや公民館に提出してもらう。
大腸がんは食生活の欧米化に伴いかかる人が増えている。ただ他の臓器のがんに比べて比較的転移の傾向が遅く、早期発見、手術によって完治する確率が高いといわれている。 2009年度に市内でがんにより亡くなった人は209人(男性112人、女性97人)で、部位別では①気管・気管支および肺42人②胃31人③結腸(大腸の一部)25人④膵臓(すいぞう)14人⑤肝臓および肝内胆管13人が上位を占めている。その他の部位の項目に直腸なども含まれ、大腸がんが死因の人は実際はさらに多いとみられる。
10年度のがん検診受診率は①肺がん26・3%②乳がん16・3%③子宮がん15・7%④胃がん14・6%⑤大腸がん14・5%。大腸がんに関しては3030人が受診し、13人にがんが発見された。
受診率が低かった子宮、乳や肺がん検診は、やはり節目年齢で無料化されたり、個別検診ができるようになったりして受診率が上がってきており、大腸がんについても今回の試みで受診者の増加が期待される。
河合久雄健康推進課長は「働き盛りの年齢には大腸がんのリスクが高くなるが、早期発見すれば治るので積極的に検診を受けてほしい」と話した。

カテゴリー:行政2011年8月22日

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