「鉄棒にさび」「見通し悪い」市地域活動連絡協、公園の安全点検

基礎が露出し「とても危険」と指摘されたジャングルジム(市内の公園で) 「鉄棒にさびが出ている」「外からの見通しが悪い」など、宇部市地域活動(母親クラブ)連絡協議会(青木里美会長、600人)が今年度実施した公園の安全点検で、子供とその保護者らが身近な危険を感じている場所が市内に多くあることが、12日までに分かった。

協議会が活動している市内20校区の53カ所の公園を対象に、各校区ごとに7月3日から21日にかけて、延べ536人が利用者の目線で点検を行った。
その結果、特に「問題なし」と判断できる公園は14カ所にとどまり、残る39カ所では遊具やトイレ、周辺環境のいずれかで問題点や不具合が指摘された。
遊具の問題点で目立つのは、鉄棒やジャングルジムなどのさび付きと、基礎のコンクリートがむき出しになっているというもの。ほかに、ブランコの腐食、砂場なのに砂がないという所もあった。
環境面では、夜間は暗い、ベンチが朽ちている、フェンスが劣化、樹木で死角、ごみが散乱などの指摘があった。
点検活動は、全国地域活動連絡協議会の呼び掛けで、夏休み前の7月第2日曜日から1週間を原則として全国一斉に実施。
市協議会では2003年度から取り組みを開始した。点検結果は管理者に報告し、事故の未然防止に役立てている。緊急性のあるものは、市地域の安全づくり連絡協議会を通じて市に改善を要請している。
青木会長は「活動当初と比べると、遊具や公園の安全に随分と市民の関心が高まり、明るく、ごみの少ない公園が増えてきたと感じる。しかし、協議会として推薦できる公園はまだまだ少ないのが現状」と述べ、点検活動を継続する必要性を訴えている。
市はこの点検活動とは別に、遊具のある市内328カ所(昨年度末現在)の公園を定期的に点検し、安全確保に努めている。不具合を発見したものは、使用禁止措置や修理を行っている。市公園緑地課によると、昨年度は121件の修理を行い、老朽化などで補修が困難な3件の遊具を撤去した。

カテゴリー:行政2011年8月13日

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