市消防本部、都市型救助技術を導入

負傷者をバーチカルストレッチャーに載せて降下する隊員(中央消防署で) 倒壊したビルの中から負傷者を救い出すなどの都市型救助。阪神淡路大震災を機に注目され、全国で同救助技術を取り入れる消防機関が増えている。宇部市消防本部(芥川貴久爾消防長)でも2008年度に資器材を購入し、昨年10月にはマニュアルを作成した。救助隊員が習得に励んでおり、近く中央署と西署の救助工作車に資器材を積載。現場でも活用を始める。

都市型救助は主にロープを使った救助法で、ザイル救助とも呼ばれる。従来のナイロン製の三つ編みロープに替えて、登山などで用いられる編み込み構造のカーンマントルロープを使用。これにカラビナ、軽量の滑車、組み立て式のレスキューフレームなどを組み合わせて、迅速化・省力化を図る。はしご車や工作車が使えず、少人数しか入れないような狭い場所で、より効率的な救助が期待できる。
21日に中央署で行われた総仕上げの訓練では、芥川消防長らが見守る中、救助隊1、2係の各6人が、8㍍下に取り残された負傷者をバスケット担架で引き揚げる訓練と、高さ8㍍から工作車に張ったロープを使って斜めに降下し、負傷者をバーチカルストレッチャーで救出する訓練を実施。安全、確実、迅速な動作を見せ、都市型救助導入のゴーサインを得た。西署でも同様の訓練に取り組んだ。

カテゴリー:行政2011年7月22日

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