厚狭地区、桜川改修工事で地元説明会

桜川改修の概略工事を説明する県宇部土木建築事務所の職員(市保健センターで) 厚狭地区で2年続けて大規模な内水氾濫を引き起こしている桜川の改修工事地元説明会は30日、市保健センターで約30人が出席してあり、洪水時の流入量に対応できるように新たにバイパス河川を整備したり、全体的に川幅を広げたりする計画が明らかにされた。

川を管理する県宇部土木建築事務所が説明した。国の河川激甚災害対策特別緊急事業として採択され、厚狭川の整備と共に2014年度までに国から予算措置されて工事が進められる。JRの線路が川を横切って高架を走っているため、JR西日本との協議、契約を待たねばならないが、現時点での計画を示した。
事業対象はJR山陽新幹線とクロスする付近から上流に向かった0・7㌔区間。上流側は現在、川幅が約5㍍の区間を8~9㍍に拡幅し、合わせて川床の掘削、護岸のかさ上げ、橋の架け替えなどを行う。
下流区間では川幅約8㍍の現在の川にJR高架橋の橋脚があり、拡幅ができないため、東側に、新たに川幅14㍍のバイパス河川(スーパー丸喜裏│JR新幹線間)を設置し、流下能力を上げる。バイパス河川はJR在来線の盛り土部分を掘る形で、ボックス型のトンネルを設置する。
地元住民からは「一連の工事が完了すると昨年並みの大雨でも内水氾濫しないか」という質問が出され、県宇部土木建築事務所は「大潮の満潮を想定した整備事業で、並行して行われる厚狭川の改修工事や大正川排水機場にポンプが2基増設されれば、水に漬かることはない」とした。
厚狭川改修工事は、国道190号と交差する厚狭川橋から上流のJR美祢線沓山田踏切付近までの約5・7㌔区間で、川床掘削、鴨橋周辺の拡幅と橋の架け替え、護岸のかさ上げなど。
県は今後、JR西日本と協議を煮詰め、詳細な測量を行い、正式な整備計画を改めて地元住民に示す。

カテゴリー:行政2011年7月1日

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