市議会総務文教常任委、山陽消防署候補地決まる

山陽小野田市議会の総務文教常任委員会(吉永美子委員長、7人)は28日、6月定例会に追加上程されていた新しい山陽消防署の建設候補地を厚狭本町にあるFDK山陽工場社宅跡地とするための用地購入費などを盛り込んだ1億600万円の一般会計補正予算案を賛成多数で可決した。

候補地は旧国道2号と国道316号が交差する加藤交差点から東へ約150㍍の国道2号沿いにある。広さは約4600平方㍍。
購入価格は3年前にすぐ近くにある山陽市民病院跡地を1平方㍍当たり2万5300円で売却したのを参考に、3年間の地価下落率とのり面がある形状などを考慮し、1万9900円と試算した。補正予算案には不動産鑑定委託料を含んでおり、改めて適正価格か否かをチェックする。土壌の地質や委員から指摘された雨水配管が地下に埋設されていないかの調査も行う。
討論では河崎平男委員が「幹線道路に面し、出動しやすく、安心・安全が保障される」、伊藤実委員が「議会側の意見を参考に修正案を出し、地権者とも事前協議した姿勢は一定の評価ができる」としたのをはじめ5人が賛成。中島好人委員は「市有地を活用せず民有地を選択したのは、市の財源的に問題がある」と反対討論した。採決では5対1の賛成多数で補正予算案を可決した。
1967年に建設された現消防署は築後40年以上がたって老朽化し、大雨時には消防車両が出動する幹線道路が冠水するなどで、移転の必要性が指摘されていた。市は昨年の12月定例市議会で、加藤交差点から南約100㍍に位置する国道316号沿いの民有地(約2400平方㍍)を候補地とする建設計画案を示していたが、市議会側は道路が渋滞するなどとして候補地変更を求めていた。
建設事業費は約7億円で、このうち3億円を石油備蓄施設立地対策等交付金、4億円を合併特例債から充てる。2012年度中の完工を目指している。

カテゴリー:行政2011年6月28日

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