若年層の選挙離れ顕著、史上最低の投票率 市議選分析

 史上最低の投票率を更新した4月の宇部市議選。市選挙管理委員会が市街地東部の投票所で実施した世代別投票率をみると、4年前の前回を上回ったのは70代のみで、20代に至っては11~16ポイントも大幅に下がるなど、若年層の選挙離れが浮き彫りになった。

調査対象地区は、市内62投票所のうち1カ所。選管では有権者の意識を考える参考資料にするため、市の平均的な年齢構成に近い地域で、市議選を含む全ての選挙時に統計を取っている。世代は20歳から79歳までの5歳刻みと、80歳以上の13層。
市民代表を選ぶ市議選は、ほかの選挙に比べて関心度が高く、今回は32から28に削減された定数に33人が挑む少数激戦として注目された。しかし、定数や報酬の削減に踏み込んだ後の改選だけに争点に乏しく、不透明な景気の先行き、東日本大震災などが影響し、意欲的な啓発活動は市民に届かなかった。
調査対象となった投票所の投票率は50・30%(男性48・43%、女性51・77%)で、市平均の49・04%(同47・97%、同49・98%)を1・26ポイント上回った。前回に比べると3・2ポイント下がった。
世代別投票率のベスト3は、70代前半(70~74歳)の72・17%、70代後半(75~79歳)の64・98%、60代後半(65~69歳)の64・08%。ワースト3は、20代前半(20~24歳)の12・93%、20代後半(25~29歳)の21・90%、30代前半(30~34歳)の35・63%だった。
70代は0・45~4・31ポイント上がった。30代と40代前半(40~44歳)、50代前半(50~54歳)、60代前半(60~64歳)は、0・36~1・63ポイントのダウンにとどまったが、20代前半は10%台に落ち込み、20代後半は年代別で最も下げ幅が大きかった。
そのほか40代後半(45~49歳)が48・05%で前回より7・82ポイント、50代後半(55~59歳)も57・30%で6・45ポイントそれぞれ下がった。

カテゴリー:行政2011年5月10日

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