児童虐待防止の拠点に 宇部総合庁舎、中央児相の5人常駐

地元にとっては心強い専門職員たち(県中央児童相談所宇部駐在で) 県中央児童相談所(山口市大内御堀)の職員5人が、今月から宇部市琴芝町1丁目の県総合庁舎2階に常駐している。派遣されたのは児童福祉司3人、児童心理司1人、安全確認の職員1人。児童福祉の専門機関として、宇部・山陽小野田市内を対象に相談に応じている。

児相では18歳未満の子供の福祉や健全育成に関するあらゆる相談に対応。▽いらいらして子供に当たる▽自分の子供なのに、かわいいと思えない▽子育てがうまくいかず自分を責める-など、児童虐待の一歩手前で心を痛めている人に対しては、大変さを分かち合って支援する。心身に障害の疑いのある子供や、不登校児に関する相談にも応じる。
受け付けは原則、月曜日から金曜日までの午前8時半~午後5時15分。相談は保護者に限らず、親戚、知人、学校・幼稚園・保育所の先生など誰でも可能で、秘密やプライバシーは厳守する。できるだけ事前に連絡(電話39-7514)を。
相談後は子供と話をしたり、心理テストや行動観察をしたりして、状態を確認。必要があれば、関係者との連絡、照会、訪問調査なども行う。子供に合った指導・助言や他の専門機関への仲介もする。家族を対象にした指導・カウンセリングを行うこともある。
近年、複雑・深刻化する児童虐待の早期対応に向け、市や医師会では地元への児相設置を強く働き掛けてきた。市は1日付で健康福祉部に家庭児童相談室(通称・こども家庭支援センター)も新設している。中央児相の藤井俊明次長は「身近に拠点ができたので、市と連携を深めながら活動に取り組みたい」と抱負を語った。

カテゴリー:行政2011年4月19日

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