「大震災」市支援会議、被災地活動へ官民組織

宇部市は14日、「東日本大震災」支援連絡会議を開き、災害義援金の受け付けを開始するとともに、被災地支援協働プロジェクトを立ち上げ、NPOや各種団体、市民に幅広く呼び掛け、支援態勢と被災者の受け入れ態勢を整えることを決めた。

国、県、関係機関からの応援要請に全面的に協力するが、さらに医師、看護師などの専門職はもちろん、さまざまな分野からボランティアを募り、被災地で活動するための官民共同体(組織)をつくる。近く設立準備会も開く。
被災者の受け入れは、市営住宅、雇用促進住宅、民間住宅、ホームステイなどで確保する考え。一時的から移住までを視野に入れ、医療、教育、職業支援なども検討する。久保田后子市長は「被災していない自治体もしっかりと役割を果たしたい。現時点で考え、準備できることに取り組もう」と語った。
会議では支援準備態勢、各部署に届いた応援要請や派遣可能な人員の調査などを確認した。今月中に開催されるイベントのうち、20日の消防フェア(常盤公園)は、緊急消防援助隊への派遣を優先させたこともあり、中止を決めた。
そのほか市が関連するイベントは予定通り実施するが、被災地への応援の姿勢をしっかりと示すことを再確認した。
義援金の募金箱は、市役所1階案内、社会福祉課、市民・ふれあいセンター、シルバーふれあいセンター、保健センター、楠総合支所に設置。寄せられた浄財は、日本赤十字社宇部市地区を通じて、日赤本部へ送金する。
日赤の義援金口座にも振り込める。金融機関はゆうちょ銀行で、加入社名は日本赤十字社 東北関東大震災義援金(口座番号00140-8-507)。開設期間は9月30日まで。振替用紙の通信欄に「東北関東大震災義援金」と記入する。郵便局窓口で取り扱いの場合、振替手数料は免除される。半券が受領証兼用となる。
救援物資については、国や県、日赤の対応が明確になった段階で呼び掛けることとしている。
14日に出発したガス水道局の応援給水隊(給水タンク車、職員2人)は北陸自動車道を通るルートで福島県郡山市へ向かっている。15日には現地入りする。緊急消防援助隊は15日午前8時半、名神高速道路を北上している。
震災は、全国的なスポーツ大会の開催にも影響しており、宇部フロンティア大付属香川高の女子弓道部が出場する予定だった全国高校選抜大会(18~20日、鹿児島市)の中止が決まった。
同校では14日に壮行会を開いたばかり。浜村一穂校長は「元気に頑張ることが被災地を勇気づけることだと激励した後に中止を知らせるファクスが届いた。選手たちも複雑な面持ちだった」と語った。

カテゴリー:行政2011年3月15日

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