厚狭新橋の撤去作業進む

橋桁と橋脚が撤去された厚狭新橋 昨年7月の大雨災害で橋脚の基礎部分が濁流で洗われ沈下した厚狭新橋の撤去作業が年明けから始まり、折れた橋げたや橋脚が解体撤去された。現在、基礎部分の撤去工事を行っており、4月末までには完全に撤去される見込み。川の水かさが増す出水期は工事ができないため、新しい橋の建設着手は秋以降となり完成は最速で2013年3月となる。

 厚狭新橋(橋長59㍍)は1952年に架けられたコンクリート製の橋。昨年7月15日の大雨に伴う濁流で右岸側の基礎が沈下し、弾みで橋桁が折れた。
 新しく架け替える橋は災害査定が認められ、国から補助が出る。増水対策でこれまでより1㍍高くし、橋脚も水の抵抗を減らすように5本から2本にする。利便性をアップするため車道幅を4・9㍍から6・5㍍に拡幅し、さらに2・5㍍幅の歩道を付ける。
 災害復旧、道路事業で架け替える総事業費は約2億9200万円。このうち拡幅や歩道設置の市道成松山川線道路改良事業として、市は新年度に8200万円の予算を計上している。橋の道路拡幅に合わせて、西側に隣接するJR美祢線の踏切拡幅についても、美祢線運休時期に工事ができるよう、JR西日本と協議している。
 一方、洪水対策のために県は、2月から3月末までの予定で、東下津河川公園付近の厚狭川約350㍍区間のしゅんせつ工事を行っている。昨年の水害で上流から流れてきた土砂が堆積しており、河床掘削で約1万3000立方㍍の土砂を取り除く。
 県は新年度以降も5年間の予定で、厚狭川河口から上流の厚狭川河畔寝太郎公園ゆめ広場までの5・7㌔区間で河床を掘削し、川の断面を拡大して洪水に備える。原則として下流側からの掘削だが、狭い部分は優先的に掘削。
 鴨橋の上流・下流400㍍区間については川幅を広げ、鴨橋自体も架け替える。

カテゴリー:行政2011年2月23日

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