段ボールコンポスト推進、市がリーダー制度創設

堆肥化マニュアルについて意見を交わす受講者(藤山ふれあいセンターで) 家庭から出るごみの3割を占める生ごみの減量化、堆肥化を進めようと、宇部市は段ボールコンポストリーダー制度を創設し、校区単位で実践者を育成する講習会を原、藤山、小羽山の3校区で始めた。それぞれ10人前後の実践者が校区内での循環システムを視野に入れ、コンポストを使った堆肥化に取り組んでいく。

段ボールコンポストは、身近な素材を使った生ごみ処理の過程で、微生物の力を借りて堆肥を作ることができる。経済面と機能面に優れ、循環型社会の取り組みとして全国に広がっている。市は昨年9月にモニター制度を導入し、150人が3カ月間取り組んだ。結果をまとめている段階だが、1世帯で30~50㌔程度の減量効果があるという。
2021年度を目標年度として策定作業を進めている一般廃棄物処理基本計画(現在は素案段階)にも盛り込んでおり、全市的な運動にしようと、制度をつくった。経験と知識を備えたリーダーが地域住民からの質問や相談に答え、市はリーダーや校区の活動を支援するというもの。
講習会は14日から原、藤山、小羽山の順にスタート。9月までの8カ月の間に、コンポストで堆肥化を進め、堆肥の活用方法や校区でのシステムについても検討する。専従の3R推進サポーターが指導に当たる。藤山校区は15日から始まり、受講者は堆肥化マニュアルの説明を聞いた。実践者も多く、それぞれの経験を基に改良の余地を指摘するなど、初回から活発な意見が交わされた。
資源循環推進室によると、3校区以外にも希望が出ており、一定の受講者が集まった段階で順次始める。現在、コンポストを使っているのは市内で400世帯。市のモニターやNPO法人の取り組みに呼応したものだという。
講習会の様子などは、3R推進サポーターによるブログ「宇部市 段ボールコンポスト日記」で公開している。

カテゴリー:行政2011年2月17日

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