消防広域化、県内初の協議会設置

あいさつする久保田市長(16日午前9時すぎ、市消防本部で) 宇部市・山陽小野田市消防広域化協議会(会長・久保田后子宇部市長)の初会合が16日、宇部市消防本部で開かれた。協議会の設立は県内初で、県内7消防本部化に向けた試金石となる。2012年4月1日の広域統合を目指す。両市の本部統合後の管轄人口は約24万人。

消防広域化は、総務省消防庁が06年の消防組織法改正で打ち出し、県は08年5月に推進計画を策定した。
2本部は、統合により初動態勢強化と現場活動要員増強が実現でき、消防救急無線デジタル化と高機能通信指令システムの整備で経費削減が期待できるとして、09年11月に検討委員会を設置した。
委員会は6回開かれ、10年11月に出した報告書では、新名称は「宇部・山陽小野田消防本部」とし、一部事務組合方式を採用することや宇部市消防本部に新本部を置くなどの基本方針を示した。職員の処遇、2市の経費負担割合などの検討課題、市防災部局や消防団との連携などの調整方針も列記している。
協議会は議員や消防団関係者ら20人で組織され、8月まで月1回ペースで話し合いを進める。各方針や課題の調整が整えば両市の9月議会に関連議案を提案する。
初回協議に先立ち、久保田市長は「市民の立場で理解してもらえる、両市民の安心安全を確保する消防を組織しよう」とあいさつ。
オブザーバーの坂本哲宏・県防災危機管理課長は「高齢化、大規模災害化する中でスケールメリットを生かし広域化後の円滑な運営、10年、20年後を見据えた体制の構築に向けて議論を」と述べた。
協議会運営と傍聴規定、事業計画案、調整項目案など6項目の議案は可決された。

カテゴリー:行政2011年2月16日

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