厚狭北部バス路線見直し

地図を示し、住民意見を聞いた説明会(山川公会堂で) 山陽小野田市生活交通活性化協議会は、厚狭北部地域のバス運行について、既存路線の昼間の増便や住民が多い陽光台団地への新規乗り入れを検討している。地元住民の要望を聞きながら、10月の実証運行スタートを目指す。

公共交通機関が十分に整備されていない厚狭北部地域のバス路線の見直しと利便性の向上を図るため、1月31日から3日間連続で地元説明会を開いて素案を示し、これに対する住民の意見を聞いた。
現状は、JR厚狭駅と美祢を結ぶ船鉄バス美祢線が2008年10月のダイヤ改正で3往復から1往復に減便。また、厚狭駅から柳瀬、平沼田方面を循環する厚狭北部便は、小学生の通学時間に合わせた朝夕便しかない状況。2年前は1カ月間に約500人の利用があったが、子供の数の減少などで半減している。
協議会はこれを踏まえ、中型バスから小回りの利くジャンボタクシーなどに車両を変更し、高齢者が病院や買い物に利用できるよう、昼間に増便。人口が400世帯1100人と集中している陽光台団地への新規乗り入れを示した。現行と比べ毎日2便程度の増便か、曜日を決めて1日3~4便の増便の2案について、地域住民の意見を聞いている。
陽光台団地の一部には高齢者も住んでおり、これまで往復2000円のタクシー代を払って厚狭の町に買い物などに出掛けていた人もおり、バスの新規乗り入れは歓迎ムード。説明会では運賃や具体的な運行ルートに関する質問が多かった。
協議会では要望を参考に最終案を決め、10月から実証運行する。
効果的、効率的で持続可能な交通体系の確保を目的に同協議会が進めている生活交通活性化事業は、09年に厚陽地区梶汐湯まで運行していた廃止代替バス「ねたろう号」の津布田小前まで約3・5㌔の延伸運行、10年には高畑線と高泊線の2系統で運行していたバス路線を「高畑・高泊線循環バス」に統合し、人口が集積する高千帆台団地への新たな乗り入れを実現させている。

カテゴリー:行政2011年2月4日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single