一般廃棄物処理計画案「協働による資源循環」

宇部市は、2021年度までの10年間を計画目標とした一般廃棄物処理基本計画の素案をまとめた。「市民・事業者・行政の協働による資源循環のまちづくり」を基本理念に掲げ、市民1人当たりのごみ排出量を大幅に減らし、リサイクル率を向上させるなど、ハードルを高く設定し、環境首都奪取への意気込みを示した。25日から市民の意見を募集している。

同計画は、廃棄物のリデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)の3Rの取り組みと適正処理に関する長期的、総合的な方向性を示したもの。ごみ処理基本計画と生活排水処理基本計画で構成されている。おおむね5年ごとに改定している。
計画素案の特徴は、市民、事業者、行政の役割の明確化と連携強化、3Rの具体的な取り組みの提示、仮称・市民環境大学による学習機会の創出と人材育成(地域活動への広がり)。
これまではリサイクルを重視していたが、前提となる減量化の取り組みを強化した。段ボールコンポストの普及促進、リユース食器の利用促進、公共施設を活用した不用品(古着等)の再使用の促進、家庭系廃食油のリサイクルの推進など、全国の先進事例をほぼ盛り込んだという。
市民1人1日当たりのごみ排出量は、現況の1030㌘を、中間目標年度の15年度に930㌘以下、21年度に840㌘以下とする。リサイクルは、現況値の34・2%を37%以上、40%以上とする。計画策定に当たり、国、県平均はもちろん、同規模の基礎自治体の中で全国10番目という目標値を設定した。
生活排水処理編では、各地区の実情を考慮しながら、おおむね全ての生活排水を施設処理することを目指す。現況の処理率82・0%は、中間目標年度に87・0%、計画目標年度に91・9%とする。
素案は、市役所、楠総合支所、各市民・ふれあいセンター、市ホームページで閲覧できる。これに対する意見は、各所に備え付けの応募用紙に記入し、2月10日までに市資源循環推進室へ持参、郵送、ファクス、メールで提出する。
送り先は〒755─8601宇部市常盤町1─7─1、宇部市資源循環推進室(ファクス22─6016、メール)へ。
ホームページからはオンラインで送ることができる。意見に対する市の考えや修正内容は、2月下旬に公表する。個別回答はしない。

カテゴリー:行政2011年1月25日

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