宇部市、3ワクチン接種無料化は年明け以降に

無料・任意で受けられる国の予防接種の対象に、新たに子宮頸(けい)がん予防、ヒブ(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌の三ワクチンが加わったことを受けて、県は十五日、県庁で県内の各市町、保健所の担当者を集めて説明会を開いた。事業にかかわる国の補正予算は十一月末に成立したばかりで、県や各市町はこれから準備・啓発に取り組む。宇部市での接種開始は年明け以降になる見込み。

予防接種事業の拡大は、国内の専門家による意見、国際動向、症状の重篤性が理由。「予防接種法上の定期接種化に向けた検討を行う」方針と同時に「対象年齢層への緊急接種」を決めた。接種費用は国と市町村が折半し、市町村の負担分は、都道府県単位に設置される基金で賄われる。ただし、国は「負担は接種費用の九割。市町村は実情に応じて運用」としており、自己負担が生じる可能性もある。
各ワクチンの対象は、子宮頸がん予防が中学一年-高校一年の女子・三回接種、ヒブと小児用肺炎球菌が〇│四歳の乳幼児・初期に三回と一定期間後に一回。説明会では、県健康増進課の職員が、国の方針説明や今後の作業の進め方などを紹介。また、国の補正予算で同時に行われる県妊婦健康診査特別対策事業などの説明もあった。
県や各市町は、現在開会中の定例議会に基金設置条例案や関連補正予算案を提案中で、新たな予防接種事業は可決後に本格始動する。宇部市は今年度から、県内で唯一、ヒブワクチン接種への助成(一回四千円)をスタートさせているが、国の事業開始後は完全無料化が図られる見込み。

カテゴリー:行政2010年12月16日

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