ニ市訪問団、友好深める

記念品を交換し、握手を交わす久保田市長(右)とテイト市長(21日、シティーホールで) 【豪州・古重周三記者】姉妹都市の豪州ニューカッスル市を訪れている宇部市訪問団(団長・久保田后子市長、五十三人)は二十二日、現地のアートギャラリーで日本文化展を開き、総勢三十一人がお茶や琴、太鼓など、さまざまな分野で展示と接待を繰り広げ、訪れた市民に宇部の文化芸術を伝えた。

宇部太鼓のメンバー九人による迫力あるパフォーマンスで始まり、セレモニーでは、シェーン・コーネル副市長が歓迎の言葉を述べた。姉妹都市友好協会の光井一彦会長は「オーストラリアとの文化の違いを体験し、分からないところは質問して相互理解を深めて」とあいさつ。琴の寄贈セレモニーに続き、玉重智基君(高校一年)が美しい音色を響かせた。久保田市長は「この美しい音色のように、両市の友情の輪が続きますように」と語った。
この後、屋内外で琴、太鼓、日本舞踊(花柳流千宏会)、詩吟(真吟流吟剣詩舞道会)のパフォーマンス、着付け(花柳流)、宇部手芸会、宇部陶芸連盟と現地の文化団体によるワークショップ、茶道裏千家淡交会宇部支部による接待などが午後三時(現地時間)まで行われ、子供から大人まで幅広い世代に喜ばれた。
二十一日には、久保田市長ら行政、文化、市民の代表者がジョン・テイト市長を表敬訪問。シティーホールでの記念品の交換や歓談を通じて交流の歴史にページを刻んだ。一行を歓迎したテイト市長は「姉妹都市提携にかかわった元市長のジョイ・カミングスさんがいらっしゃったら、三十年の節目をどんなに喜ばれたことだろう。もともとは石炭の取引が縁だが、文化、教育、スポーツなど交流の分野は広がり、それぞれ花が開いた。これからも良い関係を築いていきたい」と語った。レセプションルーム内には、三十年前の締結書や宇部から贈った彫刻などが展示されていた。
和装でスピーチに臨んだ久保田市長は「宇部市での記念コンサートから半年が経過し、再会を楽しみにしていた。友情と相互理解を深めるとともに、文化や教育交流、ビジネスチャンスの開拓など、大きな成果を持ち帰りたい」と語った。アートギャラリーでは、公式夕食会が開かれ、両市の三十年の節目を結婚に例え「真珠婚」として祝った。

カテゴリー:行政,その他の話題2010年11月22日

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