高齢者対象に交通安全講習会

道路を横断する時間を確かめる参加者(渡場駐在所前の国道190号で) 山陽小野田市郡の山陽小野田警察署渡場駐在所で十五日、周辺地域に住む高齢者を対象にした交通安全講習会が開かれた。約百人が参加し、安全な道路の渡り方などを学んだ。

お年寄りの交通事故防止県民運動が同日から始まり、十月十三日に同駐在所近くの国道190号を横断していた八十七歳の女性が軽乗用車にはねられて重傷を負った事故を受け、同様の事故の再発防止を目的に開催した。
同署交通課の福澄克俊課長は「自分の身を自分で守るために、反射材を身に着け、道路を渡る時には横断歩道を使って」と呼び掛けた。
続いて、片側一車線の道路を横断するのに要する時間を参加者自らが実験し、約七秒かかることを確認。交通課の山下富美雄巡査は「時速五十㌔の車は七秒で約九十三㍍進むから、片側一車線の道路を渡り始めた時に対向車線を走っている車が約八十四㍍手前を走っていれば、渡り終えた時にちょうどはねられてしまう」と説明した。
参加者は、八十四㍍がどのくらい離れているのかを確かめると「見える範囲に車がいれば、道路を渡るのは危ないね」と話していた。
七十七歳の女性は「二年前に車で交通事故に遭ったことがあり、事故の怖さは身に染みている。歩いて外出する時は、反射材の付いたたすきを掛け、道路横断の際は横断歩道を使うようにしたい」と話した。
十四日現在、県内の交通事故による死者は八十四人。高齢者は三十七人で44%を占めている。同署管内で起こった十一件の重傷・死亡交通事故のうち、高齢者が関与した事故は六件。

カテゴリー:行政,その他の話題2010年11月16日

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