予測震度「地図」製作、来月以降 市が全世帯配布

完成したゆれやすさマップ 宇部市は、地震に関する市民の知識や防災意識を高めるため、大規模地震が起きた場合、市内で予測される震度を示した「宇部市ゆれやすさマップ」を作製した。自分たちが住んでいる地域の揺れやすさを把握し、平時の備えや耐震診断・改修の判断材料にと呼び掛けている。七万七千部を印刷し、十一月一日以降、全世帯に配布する。作製は県内十九市町で十四番目。

マップは新聞を広げた状態のA1サイズで、市域を北部と南部に分割して両面に掲載している。市内と周辺への分布が確認されている八つの活断層と宇部市直下で地震が起きた場合を想定した震度予測分布を重ね合わせて、最大となる震度(揺れやすさ)を八段階で表示した。
市内を五十メートル四方の正方形で分割(メッシュ)し、それぞれ震度を計算している。強い揺れは赤や茶色、弱い方は緑色に分けている埋め立て地や自然の盛り土があるような河川の一部に強い揺れの表示が広がっているのが見て取れる。
とじ込んで保存できるようになっており、いつでも広げて活用できる。ファイルには、地震のメカニズム、マップの概要、震度と揺れ、地震が起きた場合の行動、日ごろからの備えなどを掲載している。市では「自分の家やよく行く場所の揺れやすさを把握し、耐震性に不安を感じたら、専門家に相談してほしい。近くの避難場所や避難経路も確認を」と啓発する。
市は二〇〇九年二月に策定した耐震改修促進計画に基づき、住居や学校、市営住宅、公共以外の建物などの耐震化率を引き上げる取り組みを進めている。マップも施策を後押しする材料の一つ。
一日以降、市のホームページに掲載するほか、出前講座などで内容や活用の仕方の説明、補助制度の普及啓発に力を入れる。

カテゴリー:行政2010年10月26日

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