市運用の太陽光発電システム、来庁者に周知・啓発

発電量などを示すモニター 山陽小野田市は省エネ・地球温暖化対策の一環として、太陽電池を利用し太陽光のエネルギーを直接、電力に変換する太陽光(ソーラー)発電システムを九月から運用している。発電量などを表示するモニターは一階総合案内の上に設置されており、日射量によって刻々と変わる発電量を来庁者が興味深そうに見ている。

庁内の省エネと市民への啓発・普及を兼ねて、シリコンタイプと、次世代型といわれるCISタイプの二種類を庁舎屋上に併設した。両タイプ共に出力五キロワットで、生産された電気はすべて庁内の照明などに利用している。
シリコンタイプは、半導体の材料にもなるシリコンを使い、光が当たると発生するプラスとマイナスの電子を電気として取り出せるよう、電極や電線などを配置したもの。これまでに最も普及しているタイプで、商品数が多い。
CISは主材料の銅、インジウム、セレンの頭文字を取ったシステムで、光の波長を感知する能力が高いため、発電力が大きく、パネルに影が差しても発電を続けられるメリットがある。
モニターにはリアルタイムで変わる「現在の発電量」「現在の日差し」「現在の気温」のほか、日の出からの累計電力量を示す「本日の発電量」を表示している。
太陽光エネルギーを実感できるように、その時の発電量で賄える蛍光灯(三二ワット)の本数や液晶テレビ(32型の一日の消費電力量)の台数、二酸化炭素の排出削減効果をクスノキの二酸化炭素吸収量に換算した本数を表示している。
このほか、太陽光発電システムの説明、ソーラーエネルギーの利点、地球温暖化を防ぐためにできることなどを紹介した画面が二十秒ごとに切り替わる。
九月の月間電力量は一一九九・八キロワット。一日の最高電力量は二十五日の五七・七七キロワット、最低電力量は七日の七・五四キロワットだった。
市は省エネタイプの蛍光管の更新も行っており、両事業の総事業費は千三百五十万円。このうちの千百万円は県のグリーンニューディール基金の助成を受けた。

カテゴリー:行政2010年10月20日

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