市政説明会、新市民病院建設に意見を

市政報告に聞き入る出席者(本山公民館で) 山陽小野田市は、注目を集めている新しい市民病院建設問題と土地開発公社の現状について市民に周知し、それに対する意見を聞く市政説明会を十四日の本山公民館からスタートさせた。十二月二日まで市内十一カ所で開く。

同公民館の説明会には約五十人が出席し、最初に白井博文市長が「老朽化した市民病院を建て直すかどうかについては、審議会である新病院建設構想検討委員会から、建て直しが必要という答申を得ている。しかし、これとは別に、広く市民の意見を聞き、建設是非の参考にしたい」とあいさつした。
引き続き河合伸也病院局長が、築後五十年近くが経過した本館をはじめ、現在の市民病院が老朽化し、手狭になっていることや、山口労災、日赤を含めた公的三病院が、役割分担をしながら地域医療を支えている現状を紹介。「団塊の世代が病院を訪れる機会が増えるこれからの二十年、三十年が、最も医療へのニーズが高くなる」と、受け入れ体制の必要性に言及した。
市村雄二郎総合政策部長は、約五十五億円をかけて新築した場合、病院局や市の一般会計からの年間負担額の見込みはどうかなど、財政面からの返済シミュレーションを示した。
出席者からは、現在の市民病院の待ち時間が長いことなどを挙げ「ソフト面のサービス向上で利用者を増やし、収益を上げていくような体制づくりを」という指摘や、経営効率の良い他都市の公的病院の事例を示しながら「もっと積極的に建て直す姿勢を市民に示し、地域を盛り上げていくべき」との意見があった。
市土地開発公社の現状報告では、土地の値段が下がっている昨今、市に代わって先行取得する意義が薄れているという実態や、健全化のための取り組みが紹介された。

カテゴリー:行政2010年10月15日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single