ガス事業民営化計画を策定

宇部市は、ガス事業の民営化を推し進めるため、基本的な考え方や実施手法、譲渡先の条件などを盛り込んだガス事業民営化計画を策定する。9月定例市議会一般質問初日の8日、質問に久保田后子市長が「ガス事業検討委員会の答申を踏まえ、検討した結果、民営化することとした」と方針を示し、計画案の概要や2012年4月を目標とするスケジュールなどを明らかにした。

検討委が3月に提出した答申では、ガス事業の望ましい在り方として「速やかに事業を民営化すべき」としている。市は6月に策定した行財政改革加速化プランの中でも民営化を掲げており、計画について久保田市長は「引き継ぎ期間などを考慮し、2年後の譲渡を目途に、ガス使用者、市民、市にとって有益で、円滑かつ着実に推進するため」と説明した。
具体的なスケジュールは、12月に譲り受け希望事業者の募集を開始し、11年7月に譲渡先事業者を決定、12年4月から民営化する。譲渡方式などについて、吉村俊朗ガス水道局長は「完全移転譲渡方式で、職員は市の他部署への配置などで雇用を確保。ガスの安全安定供給と地域経済への影響を考慮して、一定の資本出資をする」と答えた。譲渡価格は固定資産の簿価を基に算定し、12月の募集開始に併せ、学識経験者ら5人による事業譲渡先選定委員会を設置するという。
市のガス事業は1932年にスタート。06年度には環境に優しい天然ガスを導入した。09年度の決算状況では2億186万円の赤字。企業債残高は21億2,038万円。

カテゴリー:行政2010年9月9日

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