全県で障害者等「専用駐車場」 宇部は民間28施設協力

駐車場に設置された案内板(市役所で) 公共施設や店舗などにある身体障害者用駐車場の利用者の明確化、適正利用の推進を目的とした「やまぐち障害者等専用駐車場利用証制度」が、一日から全県で始まった。宇部市でも制度の開始に当たり、身障者や高齢者、妊婦、けが人ら、車の乗降や歩行が困難な人に対する利用証の発行、協力施設の登録が進んでいる。

障害者国際シンボルマーク(車いすのマーク)がある駐車枠は、施設の入り口に近かったり、屋根が設置してあったりするため、健常者によるモラルやマナーを欠いた行動が目立っている。さらに、見た目は健常者と変わらない内部障害者が利用しにくいという問題点も指摘されていた。その利用については法的規制がないため、新しく導入する制度でも、一人ひとりの優しい心、譲り合いの心が基本となる。
利用証の交付対象は、身体、知的、精神障害者(区分、等級あり)、高齢者(要介護1│5)、難病患者(特定疾患医療受給者証所持)、けが人、妊産婦、その他診断書により駐車場利用に配慮が必要と認められる人。市や社会福祉協議会、宇部健康福祉センターで申請すると即日交付される。これを車内のルームミラーなどに引っ掛けるなどして提示しておけば、正規の利用者として認められる。市障害福祉課によると、七月二十三日までに市内で申請があったのは約三百六十人。現行のステッカーも有効だが、制度の普及促進のため移行を呼び掛けている。
一方、協力施設は病院やショッピングセンターなど二十八施設(二日現在)。県から認定証が交付され、ステッカーや看板による案内表示のほか、不適正利用者に対してチラシなどを配布して、協力を要請するようになっている。市関連の駐車場は五十一施設三千五百台分のうち、百十台分が対象となる。
県内共通だが、制度の広域的運用で利便性の向上を図るため、島根、鳥取、制度を全国で初めて導入した佐賀、熊本、鹿児島の各県と相互利用協定を結んだ。岡山は十二月に導入予定。

カテゴリー:行政2010年8月2日

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