大正川ポンプ増設 前倒し、「災害」補正76億円を可決

七月臨時県議会は二十八日、県庁で開かれ、大雨災害の復旧事業費や被災者対策事業費など七十六億七千八百万円の二〇一〇年度予算増額補正案を可決し、閉会した。山陽小野田市関係は、厚狭川本流と支流・桜川の河川改修、同支流・大正川の排水機場ポンプ増設(二基)など。これらの水害対策は今年度から年次的に進められる予定だったが、再発防止のため前倒し実施される。

補正予算の歳出内訳は、災害復旧費が六十五億七千万円、災害関連費が厚狭川関連の五億円を含む八億二千万円、被災者対策費が二億七千五百万円など。歳入内訳は、国庫支出金が四十六億一千万円、県債が二十三億三千万円、繰越金六億八千二百万円など。今回の補正により、一〇年度の予算規模は七千百八十八億二千九百万円になった。
補正予算案に対する質疑では、山陽小野田市区選出の新藤精二議員(県政クラブ)ら五議員が登壇。新藤議員は、厚狭川水系で前倒し実施される水害対策事業の完了見込みを尋ねた。二井関成知事は「昨年の水害を受けて、今年度から事業を開始。来年度予定のポンプ増設などを前倒しし、可能な限り早い完了に最大限努力したい」と答えた。
このほか、小泉利治議員(公明)は道路の全面通行止めについて質問。山本則夫土木建築部長は「最大時は県内百五地点で発生し、現在は十四地点ある。うち七カ所は八月中旬までに解除予定」と話した。
佐々木明美議員(社民)は、二年連続の大規模災害を受けて二井知事が明らかにした「河川ごとの管理の在り方を検討する委員会の新設」について、厚狭川関連の設置時期を聞いた。山本土木建築部長は「早急に、できるだけ早く」と答えた。

カテゴリー:行政2010年7月29日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single