山陽小野田市役所本庁に「思いやり駐車場」整備

整備が始まった「思いやり駐車場」(市役所本庁前で) 山陽小野田市は、市役所本庁に一台分しかなかった身体障害者用の駐車場スペースを二台分、増設する。庁舎に出入りする際、雨にぬれないよう、屋根付き通路も設置。八月からの利用開始を目指す「思いやり駐車場」は、新たに利用対象者を高齢者や妊婦に拡大し、適切な運用のため、利用許可証を発行する準備を進めている。

「身障者用の駐車スペースが少ないので増設してほしい」という市民からの要望に応えて整備する。これまでは正面駐車場の南側部分に一台分しかなく、車いすの人が利用できるスロープ付きの身障者用入り口まで雨よけの屋根がなかった。
増設するのは正面玄関の左側。植栽部分を撤去し、幅三・五メートル、長さ五・〇メートルの駐車スペース二台分を確保する。雨よけ、強い日差しよけになる屋根付きの通路を設け、庁舎への出入りをスムーズにする。事業費六百七十万円をかけて今月中旬から工事に入っており、七月末完成、八月からの利用を目指す。
身障者用の駐車場は健常者が違法駐車することが問題になり、最近では駐車するための許可証(パーミット)を発行する自治体が増えている。このパーキング・パーミット制度はアメリカやカナダをはじめ各国で採用されており、日本でも二〇〇六年七月に佐賀県で初めて導入され、一〇年五月一日現在十三県三市が採用している。
県内では萩市が昨年十二月、身体障害者や高齢者、妊産婦やけがを負っている人ら乗降が困難な人を対象に、市内共通の利用証を交付するパーキング・パーミット制度をスタートさせ、協力する事業所には「おもいやり駐車場表示ステッカー」を配布している。
県も八月から全県的に導入予定で、これに合わせて市は、市内の公共施設などの駐車場の実態を調べ、利用対象者を決めて適切な運用を図る。

カテゴリー:行政2010年6月26日

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