プラごみ、最低限処理で可燃ごみ扱い

ルール違反のプラごみに張られるシール 家庭から出されるプラスチック製容器包装(プラごみ)の分別を徹底するため、宇部市は異物が混入した袋には黄色い警告シールを張り、ごみステーションに置いたまま持ち帰っていない。しかし、出した本人を特定するのは困難で、多くの自治会では役員やごみ当番が再分別後、燃やせるごみの指定袋に入れて出し直している。この負担を軽くするため、市では最低限の分別をしてシールに確認の「×」印を付けると、そのままの袋で翌日以降に回収する方式を導入した。

プラごみは火曜日か木曜日の週一回回収し、プラスチック原料や燃料として再利用されている。日本容器包装リサイクル協会の調査で、宇部市は以前、汚れや異物などの不適合物が約15%に上り〝引き取り拒否〟が危ぶまれる状況だった。二〇〇八年七月に「ラップやチューブ類など汚れの落ちにくいものは燃やせるごみ」と分別方法を見直し、啓発活動も展開。市民の積極的な協力で、〇九年一月の調査からは〝合格点〟のAランクに改善されている。
ただし、ルール違反のごみもゼロには至らず、ステーションの置き帰りは依然としてある。従来は各自治会で月・水・金曜日の燃やせるごみの指定袋に入れ直してもらっていたが、労力や経済的負担に対する不満の声もあった。そこで、不適ごみの半分を持ち帰る試みもしたが、混乱を招くために中止。缶、瓶、燃やせないごみなど、最低限の分別をすれば、そのままの袋で基本的に翌日の可燃物収集日に持ち帰ることにした。
プラごみと可燃ごみのステーションが違う場合は、移動が必要。地元でごみ分別の現状把握や啓発ができるよう、警告シールの張り付けは続ける。
二十一日の市環境衛生連合会の総会前に、市の田中信博・市民環境部次長が変更点を説明し、「今後も引き続き、分別の徹底にご協力を」と呼び掛けた。

カテゴリー:行政2010年5月22日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single