来年の宇部市制施行90周年記念し「市民便利帳」作製へ

宇部市は、来年の市制施行九十周年を記念して、行政や地域情報を掲載したガイドブック「市民便利帳」を作製する。大阪市のサイネックス(村田吉優社長)が業務を手掛け、八万五千部を印刷し、来年五月ごろ市内全世帯に配布する。共同発行に関する協定書の調印式は二十八日、市役所で行われた。

市では一九九八年度まで暮らしのガイドを発行しており、合併時の二〇〇四年度に楠地域と転入者を対象に配ったのを限りに更新していない。今回、行政はもちろん、まちや暮らしの情報を分かりやすくまとめた冊子を発行するに当たり、事業ノウハウを持つ同社からの提案を受けた。
新しいガイドブックは百六十ページ程度を予定。この中に、まちの歴史や特徴、暮らしに役立つ情報を盛り込む。製作費は、地域の事業者からの広告掲載料で賄うため、市の財政負担は生じないという。
調印式では、村田社長と久保田后子市長が文書に署名、押印し、官民協働の取り組みに向けて握手を交わした。同社の福西哲男九州・中国支社長ら三人も同席した。
久保田市長は「財政が苦しい中で負担の免除はありがたい。しっかりと情報を提供したい。身近な情報がこの一冊で得られると喜ばれるものができれば」と期待を寄せた。村田社長も「約二百自治体の便利帳を手掛け、ノウハウ、経験を積み上げている。地域情報を織り交ぜ、読みやすく、楽しく、親しみやすいものにしたい」と答えた。
同社の全国での実績は、既刊が百八十四自治体、発行準備中が四十八自治体。県内では、周南、下関、防府、下松市に続き五番目となる。

カテゴリー:行政2010年9月29日

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