ファミリー・サポート昨年度利用1724件

会員同士が育児の相互援助を行う、宇部ファミリー・サポート・センター(神代美幸所長)の昨年度活動実績は、1724件だった。定期利用が減った影響で、前年度を653件下回ったものの、学童保育後の預かり、保育施設の保育開始前・終了後の預かりや送迎は、依然として需要が高い。「遠方の職場で通勤に時間がかかる」「急な残業で迎えに間に合わない」など、共働き世帯にとっては、仕事と家庭の隙間を埋める頼みの綱になっている。子育てしながら働きやすい社会環境に向けて、支援サービスの充実だけでなく、職場の理解や企業努力も求められる。

ファミサポは、仕事と子育ての両立支援を目的に、労働省(当時)の構想で全国に誕生した。1995年に設立された宇部の会員数は今年3月末現在、子供を預ける依頼会員が702人、自宅で子供を預かる提供会員が191人、自分も子供がいて依頼・提供両方する会員が165人の計1058人。
対象児は0歳~小学6年生で、依頼があればセンターが会員間を調整・仲介し、1時間600円(平日午前7時~午後7時の基準額、時間外は100円増し)で預かる仕組み。年度末の2~3月は例年、育児休暇明けの「急な支援が必要になった場合に備え」て、駆け込み入会が増える。特に「実家が近くに無く、手助けが得づらい人の不安感は大きい」と同センター。
昨年度の活動内容は「講座受講など外出時の預かり」が316件でトップ。続いて「学童保育の送迎」が301件、「学校の放課後の預かり」と、そろばんや学習塾など「習い事の送迎」も共に292件あった。
「保育園では午後7時まで延長保育があったが、学童保育は6時まで」というケースも多く、新たな負担を強いられる家庭も。学童保育の対象を超えた「小学4年生の児童を1人で留守番させるのは心配」など、子供の安全を確保したい保護者の要求も高まっている。
センターの会員登録は無料。平日の午前8時半~午後5時に、市保健センター2階にある事務局で受け付けている(印鑑持参)。会員になると、子育てに関する講習会や交流会などに無料で参加できる。利用は共働き世帯に限らず、専業主婦などが冠婚葬祭や外出時などに預けることも可能。
問い合わせは、同センター(電話35―7608)まで。

カテゴリー:行政,その他の話題2013年6月14日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single