飯田さん、県知事選に不出馬

2月6日告示、同23日投開票の知事選で、動向が注目されていたNPO法人環境エネルギー政策研究所所長、飯田哲也さん(55)が21日、山口市のホテルで記者会見し、日本のエネルギーを経済合理面から実践的に変えていくことに専念したいとして出馬を見送る考えを示した。
飯田さんは、2012年7月の前回知事選に立候補し、再生可能エネルギーによる地域活性化を訴え、次点だった。同年12月の衆院選に、代表代行を務めた日本未来の党から山口1区で出馬し落選した。
会見では、「過去2回の選挙を踏まえて考えた時、知事は誰でも個性を生かして担える。自分のミッションは、3・11後のエネルギーを実績を持って変えていくこと。知事の役職にとどめず新しい方向性を自由にやっていく仕事の方が望ましい」と述べた。
全国の支援者から立候補への期待の声が多く寄せられ、最後まで迷ったとし「熟慮の上、最終的に判断したのはきょうの朝」と話した。昨年、住民票を県内に移すなど前回知事選以降、1年半かけて準備してきたが「体制が整わず、出遅れた」と実務面での不備も挙げた。
「(都知事選の)小泉・細川連合で勝ってその勢いに乗るという筋もあったろう。厳しいが勝機はあるとは思った」とも述べた。一方「山口県は何があっても揺るがない保守の基礎票があり、それを上回る支持は難しい」と現実的な判断もうかがわせた。
飯田さんは、昨年10月、県民の出資で太陽光発電を手掛ける会社を立ち上げた。「地域のお金を地域で循環させていく地域自立型の事業へベクトルを向けたい」と話した。

カテゴリー:行政2014年1月22日

写真注文はこちら
無料試読キャンペーン
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ
single