食育レシピ、メニュー200点超え

野菜をたくさん食べるヒントに、と山陽小野田市健康増進課が情報提供する「食育レシピ集」のメニューが200食を超えた。その一つ、市食生活推進協議会が10年前に考案した地元食材を使ったみそ仕立てのけんちん汁「元気のりのり汁」は今や郷土料理の域にまで達している。

レシピ集としてまとめはじめたのは2013年から。野菜の摂取不足が言われる中、市健康増進課は野菜をたくさん食べて糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病を予防しようと「野菜摂取増加プロジェクト」を展開。その一環として、野菜を多く摂取できる献立をホームページ上で紹介することにした。

元気のりのり汁をはじめ、それまでに考えられていたメニューを網羅するのに加え、市食生活推進協議会、ねたろう食育博士、学校栄養士らで組織するねたろう食育ネットワークら各団体が考案した献立を随時、追加。このほど冬の旬の野菜を使った17メニューを追加し、合計201の献立がストックされた。

ホームページには春夏秋冬の季節ごとに旬の野菜が並び、項目をクリックするとその野菜を使ったいくつかの料理が表示される。材料(4人分)、作り方、料理のポイントと出来上がりの写真をカラーで紹介。1人分のエネルギー量、栄養分、脂質、塩分も掲載されており健康づくりの参考になる。

「鶏肉のおろし煮」は、鶏モモ肉やシイタケ、赤パプリカ、ネギを炒めた後に、すり下ろしたダイコンを加えて煮込んだもの。「れんこんハンバーグ」は、合いびきミンチにすりおろしたレンコン、タマネギなどを加えたハンバーグ。レンコンの半分量は粗いみじん切りにして加えることでシャキシャキとした食感を楽しむことができる。

「元気のりのり汁」は、エソのミンチで作ったつみれをメインに、小ネギ「おのだネギ三昧」など地元産の野菜をふんだんに使ったヘルシーメニュー。みそは厚狭の「寝太郎みそ」、トッピングのノリは小野田沖で収穫されたものを使うなど古里にこだわっている。市SOS健康フェスタなど各種イベントで振る舞われるほか、公立保育園の給食に出されたり、中学校で生徒が調理実習にチャレンジしたりするなど地元ですっかり定着している。他の食育レシピも各公民館で開かれる料理教室にたびたび登場している。

市健康増進課が17年に市民約2400人を対象に行った食育アンケートでは、1日3食ごと野菜を食べているのは小学生23.2%、中学生20.2%、成人16.0%。同課は「毎食ごとに十分な量を食べる必要性が言われており、レシピを参考に食生活を工夫してほしい」と話す。

食育レシピ集はネット閲覧できるほか、同課(電話71―1817)の窓口でファイルをコピーできる。

カテゴリー:行政2019年1月17日

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