障害ケア協がスポーツ施設のトイレ改善要望

「誰もが安全、安心、かつ楽しく利用できる」をキーワードに、昨年4月から宇部市内のスポーツ施設を対象に点検活動を実施していた市障害者ケア協議会(今釜哲男会長)はこのほど、中間報告書をまとめた。障害者と介助者だけでなく、高齢者や子供の視点からも「使いにくさ」を厳しくチェック。報告内容に基づく必要・適当な改善を市に求めるため、19日に要望書を提出する。
協議会は、障害者に関係した医療、療育・福祉施設、行政、教育関係者らで構成。総務部門と4専門部会(知的、身体、精神、スポーツ)があり、バリアフリー社会の実現を目指して多彩な活動に取り組んでいる。
スポーツ施設の点検は、障害者スポーツの啓発と参加促進を図るため、山口国体・山口大会の開催を契機に発足したスポーツ部会が中心になって実施。中間報告では、俵田体育館、宇部市野球場「ユーピーアールスタジアム」、パルセンター宇部、西部体育館、武道館、常盤公園スポーツ広場の多目的広場とサッカー場の計7施設に関して計22項目を要望している。
改善要望は俵田体育館、パルセンターが各5点で最多。内容別で最も多いのはトイレ関連で「ボタン類やペーパーの取り付け場所を低くしてほしい」「鏡を傾斜付きに(位置が高い)」など9項目。以下は「床タイルのはがれ」「通りにくい」など通路の狭さや段差に関する5項目、「整地が十分でない」など駐車場の4項目と続いた。
この他、障害者の観戦席の窓が高い(ユーピーアールスタジアム)、利用パンフレットの作製を(パルセンター)、要支援者用駐車場の整備(サッカー場)など、健常者の視点では分かりにくいものばかり。同協議会では「パルセンターは他施設よりバリアフリー化が進んでおり、今後、障害者の利用増が見込まれる」として、要望時にはさらなる改善促進を積極PRする予定。

カテゴリー:行政2014年3月12日

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