第10次宇部市交通安全計画を策定

宇部市交通安全対策協議会(会長・久保田后子市長)は、第10次市交通安全計画を策定した。期間は2016年度から20年度までの5年間。交通安全思想の普及徹底など4点を施策の方向とし、高齢者の交通安全対策の強化などを重点項目に設定。最終年度までに、人身事故年間発生件数600件以下を目指すことなど3項目を目標指標に掲げた。
同協議会は、交通安全関係や経済、社会福祉などの14団体と、市、宇部警察署で構成。計画は、市の陸上交通の安全に関する施策の大綱を定めたもので、パブリックコメント(意見公募)を経てまとめた。
基本目標は「市民全ての願いである交通事故のない安全で安心して暮らせる社会の実現を目指す」。重点項目は「高齢者の交通安全対策の強化」「自転車の安全利用の促進」「人優先の交通安全思想の普及徹底」。
重点の高齢者に関しての対策としては、加齢に伴う身体機能の変化が歩行者や運転者としての交通行動に影響を及ぼすことを伝え、理解を広げていくほか、夜間の反射材着用の普及促進、交通安全教育を受ける機会が少ない人への戸別訪問などを実施。自転車の安全利用に関しては、スマートフォンの操作や画像を見ながらの乗車の危険性の周知や、夜間時の点灯の指導強化、児童・生徒に対するヘルメット着用の徹底などに取り組む。
目標指標としては、最終年度までに人身事故年間発生件数600件以下のほか、交通事故年間死者数2人以下、踏切事故発生件数ゼロを目指す。
市市民活動課によると、15年の市内での人身事故件数は707件、負傷者数は858人で、いずれも過去10年で最少だったが、死者数は6人と前年より4人増えた。交通死亡事故の近年の特徴として、全死者数のうち65歳以上の高齢者が占める割合が高くなっていることや、国道2号、190号、490号など幹線道路で多発していることなどが挙げられるという。

カテゴリー:行政2016年6月27日

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