県知事選に宇部出身の村岡さん出馬表明

宇部市出身で元総務省財政課財政企画官の村岡嗣政さん(41)が20日、県庁で記者会見し、山本繁太郎前知事の辞職に伴う県知事選(2月6日告示、同23日投開票)への立候補を表明した。「若いからこそ、中長期的な視点に立って、失敗を恐れず困難な課題に挑戦したい」と決意を述べた。無所属で出馬し、自民・公明の推薦を受ける。同知事選への出馬表明は村岡さんが初めて。
会見では、県政のトップ不在や急速に進む人口減少、少子高齢化、経済・雇用情勢の衰退を課題として挙げ「古里山口県の危機を目の当たりにし、自分自身の原点を思い起こして、今こそ立つべきだと思った。これまでの行政経験を生かしたい」と述べた。
政策に関して、山本前知事の産業戦略は「経済が地域活性化の基本。さらにいいものにしたい」と継承する考えを示した。その上で、子育てや教育環境の充実、交通拠点の整備など少子高齢化や地域間競争に打ち勝つための施策を説明。「県民に話をよく聞き、中長期的なビジョンを1年以内にまとめたい」と述べた。
自民党県連は同日、会見に先立ち山口市のホテルで常任総務会を開き、正式に村岡さんの擁立を決めた。同日、選挙対策本部(岸信夫本部長)を設置。同県連では前例のない若手候補を、県内56支部をフル稼働させて支援する。幹部の一人は「原発は争点にならないのではないか。候補は、もともと県に関心が強い。大差をつけて勝利したい」と話した。
村岡さんは、西岐波小・中、宇部高を経て、東京大経済学部卒業。1996年、自治省(現・総務省)に入省。広島市と高知県の財政課長を務めるなど地方行政経験が豊富。15日付で退官した。
同知事選には、共産党系のみんなの県政をつくる会が近く候補者を発表する。前回、知事選に出馬した元民主党衆院議員の高邑勉さん(39)も立候補する方向で調整している。前回知事選で次点だったNPO法人環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也さんは21日午後に会見する。

カテゴリー:行政2014年1月21日

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