県央都市圏、来月誕生へ

宇部、山口市を中心都市とする県央連携都市圏域の形成に向けた7首長による推進協議会(会長・渡辺純忠山口市長)が2日、山口市内のホテルであり、各自治体間で結ぶ連携協約案を、それぞれの3月定例議会にかけることで合意した。議決を待って3月末には人口減少社会に力を合わせて立ち向かう都市圏が誕生する見込み。

宇部と山口間、両市と5市町(防府、山陽小野田、萩、美祢市、島根県津和野町)の間で結ぶ協定案は、「活力ある社会経済を維持し、住民が快適な暮らしを営むことができる圏域形成」を目的に据えた。▽圏域全体の経済成長のけん引▽高次の都市機能の集積・強化▽圏域全体の生活関連機能サービスの向上│の三つの視点からの取り組みを示している。

各市町の経済・観光団体の代表で構成するビジョン懇話会(会長・河野康志山口商工会議所会頭、14人)の提案を取り入れながらまとめた2017年度から21年度を計画期間とする連携ビジョン案も、この日の会議で確認し、大筋で合意した。連携に関する各市町の17年度予算を盛り込んだ上で、3月中に策定する方針。

ビジョン案には、懇話会がまとめたリーディングプロジェクト「旅と文化の博覧会2021」(仮称)も盛り込まれた。このほか広域的な連携の下での起業・創業支援機能の強化、サイクルスポーツやレノファ山口などを新たなコンテンツとした観光資源の創出など多様な施策を示している。最終年度の新規雇用創出数を年間150人、交流人口を1700万人(14年比400万人増)などとする目標値も組み込んだ。

各首長からは、「博覧会を含め、やれる事業は初年度からロケットスタートすべき」「圏域で新商品や企画が生み出せる事業体をつくれば、より機動的で柔軟な対応が可能になる」「圏域全体でストーリー性を持たせた博覧会を」など、前向きな意見が相次いだ。

会長の渡辺山口市長は「まずは圏域内の交流を広げ、その中から産業を興し、さらには地域外へと広げていきたい。共同してできることを進めていきたい」と話した。

副会長を務める久保田后子宇部市長は会議の中で「それぞれの市町が単独ではできにくいことを連携して行い、人口減少に負けない地域づくりをしていきたい」と期待感を示した。  宇部、山口市を中心都市とする県央連携都市圏域の形成に向けた7首長による推進協議会(会長・渡辺純忠山口市長)が2日、山口市内のホテルであり、各自治体間で結ぶ連携協約案を、それぞれの3月定例議会にかけることで合意した。議決を待って3月末には人口減少社会に力を合わせて立ち向かう都市圏が誕生する見込み。

カテゴリー:行政2017年2月3日

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