県が新型インフルエンザ対策訓練

 県主催の新型インフルエンザ等対策訓練は5日、宇部市東岐波の山口宇部医療センターで初めて開かれた。同センター、宇部・山陽小野田消防局、宇部健康福祉センター職員を中心に、県内消防、行政担当職員の計70人が参加し、発生時の感染症対策や患者への対応力向上を図った。
 国内で初の感染患者が確認された地域に滞在した宇部市内の女性が、体調不良を訴えて宇部健康福祉センターに相談の電話をかけてきたという想定。
 机上訓練では、患者との電話応対、新型インフル感染の可能性を判定する会議、1次の受け入れ先となる山口宇部医療センターとの受診調整と採取検体の確認という3場面での手順をチェックした。
 実動訓練は、防護服などを着用した医師による患者の診察と検体採取、検体の引き渡しと搬送、救急隊による患者搬送を実施。汚染した可能性のある容器の消毒など、ウイルスが拡散しないための対応ができているかを確認した。
 参加者は写真やビデオを撮り、注意すべき場面や対応を考えながら、訓練を見守った。
 最後に行われた意見交換では「できる限り患者と接触する人数を減らすことが必要では」「毒性の強さが分からない新型ウイルスなので消毒はやりすぎるくらいでも良い」「ウイルスで汚染される可能性のある手袋などの交換タイミングはいつがベストか考えるべき」などの相次いだ。
 同訓練は2015年から机上と実動で実施し、関係機関の連携を確認している。

カテゴリー:行政,季節2017年12月6日

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