消防局が山岳遭難救助訓練

宇部・山陽小野田消防局(杉野嘉裕消防長)は18日、宇部市厚東末信の観音岳で、山岳遭難救助訓練を行った。県消防防災ヘリ「きらら」も上空からの捜索と負傷者の救出に当たり、実災害に備えた空と地上の連携を確認した。
訓練は、27歳の男性登山者から「滑り落ちて足首を骨折した。動けない」と119番通報が入った想定で行われた。現場に向かう消防士16人には、事前に詳細が知らされないブラインド型で、脚力に自信がある3人が先発隊として、やぶの中に入って捜索をした。
ヘリが上空に到着すると、消防局側が登山者と電話で連絡を取りながら「ヘリの音が近くで聞こえるか」などと問い、ヘリに無線で指示を送って大まかな場所を特定。消防士は、山道の斜面で男性登山者を発見すると応急処置を行い、発炎筒でヘリを呼び寄せた。
その後、ヘリからワイヤが下ろされ、木立のわずかな隙間を縫って男性登山者を機内に収容。救急車が待つ麓の広場まで搬送した。通報から救出までの時間は約40分だった。
今月13日には、男山で今回の訓練と似た遭難事故があり、宇部中央消防署の原田明秀・警備指令は「さまざまな想定で訓練を重ねて連携を高め、迅速な救助活動ができるようにしたい」と話した。

カテゴリー:行政2013年10月18日

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