江汐公園など3本柱。山陽小野田市観光懇話会が市長に提言書

山陽小野田市内の効果的な観光振興策を検討してきた市観光懇話会(岩佐謙三座長、15人)は28日、昨年8月から5回の会議でまとめた提言書を白井博文市長に提出した。第一に観光振興ビジョンの作成を求め、竜王山と焼野海岸、江汐公園、寝太郎と厚狭毛利家ゆかりの地を3本柱として提案。パワースポットやハッピースポットの設定も促した。

観光振興ビジョンはこれまでになく、作成に際しては、市の特性を生かしたコンセプトを明確にし、農・漁業や商業、観光業、宿泊業のネットワークの構築、観光業に携わる人の意見交換の場となる協議会の設置などが必要とした。
3本柱の一つとして挙げた竜王山と焼野海岸では、国内の「100選」にも選ばれている〝夕陽〟や夜景、ヒメボタル、アサギマダラといった昆虫、四季折々の山野草などの自然を中心に、歴史やハード面も生かした振興策を掲げた。
パワースポットでは耳観音や子持御前を挙げ、きららビーチ焼野に「幸福の鐘」を設け、竜王山山頂の展望台に隠されている四つのハートマークも合わせて、ハッピースポットを巡るコースの設定など、具体的な方策も示した。
観光案内所や観光案内板の設置、案内者の育成による情報発信、名産品や特産品の活用や発掘による〝地産多消〟、良好なアクセスの有効活用なども掲げた。
岩佐座長は「熱意を持った委員が積極的に意見を出し合い、アクションプランを策定すべきとの声もあったが、懇話会の特性上、具体策へと進めるための方向付けにとどめた。観光振興の切り口になれば」と提言書を手渡した。
白井市長は「観光は市外から来てもらうだけでなく、まずは市民が古里の素晴らしさに気付かないといけない。観光はまちづくりにもつながっている。この提言を観光振興の基軸として諸事業を展開していきたい」と話した。
白井市長は今期、これまで財政再建の代償となっていた観光に力を注ぐとし、同懇話会の設置も観光振興策から地域の魅力を育む施策の一つ。来年度には現在の商工労働観光課から観光分野を独立させ、新たに観光課を設置する。

カテゴリー:行政2014年1月29日

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