廃食油回収、西宇部と川上でも

家庭での使用済み食用油(廃食油)の一層のリサイクル推進に向け、宇部市は今年度から西宇部と川上の両ふれあいセンターでも回収を始めた。廃食油は軽油代替燃料のバイオディーゼル燃料(BDF)に精製され、常盤公園のごみ収集車などに活用しており、市では市民の協力を呼び掛けている。

生物由来の廃食油を化石燃料の軽油の代替とすることで、温室効果ガスの削減、地球温暖化防止に役立つほか、小児ぜんそくやアトピーの原因といわれる硫黄酸化物の発生抑制につながるメリットもあることから、市では2011年度から廃食油リサイクルの取り組みを開始した。
昨年度までは、コープ宇部店(恩田町)と山口アポロ石油(港町)の協力を得て、市内4カ所に回収拠点を設けていたが、市では廃食油のリサイクルをさらに進めるため、新たな回収場所を検討。これまでの拠点は市中心部が多かったことから、市民の利便性に配慮し、両ふれあいセンターを新たに加えた。公共施設は初めてで、拠点は計6カ所となった。
両センターとも、専用の回収ボックスを置いており、一般家庭から持ち込まれた植物性の食用油を受け付ける。できる限り天かすなどのごみを取り除き、飲料用のペットボトルに入れ、油漏れしないよう、しっかりとキャップを閉める。未使用(未開封)の食用油は、そのまま持参しても回収する。動物性油(ラードやバターなど)、鉱物油(エンジンオイルなど)は対象外。
集まった油はアースクリエイティブ(厚南妻崎開作)が宇部テクノパーク内のプラントでBDFに精製。常盤公園のごみ収集車や市営バスなどで利用している。
市廃棄物対策課によると、これまでの回収量は11年度2322㍑、12年度3308㍑、13年度4347㍑と順調に増加している。同課職員は「固めてごみとして排出されている廃食油をリサイクルすれば、ごみ減量につながる利点もあるので、回収に協力をお願いしたい」としている。問い合わせは同課(電話34―8247)へ。

カテゴリー:行政2014年4月17日

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