市街地に自転車レーンのモデル施工へ

宇部市は市民団体や警察と協議しながら、自転車レーンのモデル施工に向けて検討を行う。モデル区間は市道神原町草江線の神原交差点ー清水川交差点間(900㍍)を考えており、歩行者、自転車、自動車が安全に共存できるのを確認した後、早ければ今秋にスタートさせ同時にモニタリング調査を始める。

市は第4次市総合計画の中期実行計画(2014~17年度)の中で安心・安全なまちづくりを掲げ、歩行者や自転車に優しい都市空間の整備にも取り組んでいる。この一環として「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」(国土交通省・警察庁、12年)の指針に基づき、自転車レーンのモデル施工を検討してきた。
市民団体のうべ交通まちづくり市民会議、市地球温暖化対策ネットワークなどとタイアップし、21日から9月9日まで4回の予定で自転車通行帯安全マップづくりワークショップを行い、先進地視察、モデル区間の試走、走行安全マップを製作する。
検討しているモデル区間は車道の幅員が10㍍、自転車も通行できる自転車歩行者道(幅員約3㍍)が両側に確保してある。この車道部分に新たに自転車レーンを設ける。軽車両に分類されている自転車は本来、車道の左側通行が義務付けられており、改めてそれを明確にする形だが、従来通り歩行者に気を付けながら歩道を通行できる。
自転車レーンを設置する区間は高校生を中心に自転車通行の多いエリアで、自転車、歩行者、自動車の共存を図ることができればモデルケースになる。施工後のモニタリングで好結果が得られれば区間の延長も考える。
啓発や取り締まり、道路改良により全国的に人身交通事故は漸減傾向にある。宇部市内の今年4月末までの自転車が絡む人身交通事故死傷者数は死者ゼロ、負傷者34人。このうち中高生は12人で県内他都市と比べてやや多い。高校の所在地が駅などから比較的、遠く自転車利用の通学生が多いことが事故が多い一因と考えられる。

カテゴリー:行政2014年6月28日

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