市総合計画、「医療・救急」に高い満足度

第4次宇部市総合計画の中期実行計画(2014~17年度)の策定に向け、市が実施した市民意識調査によると、前期実行計画(10~13年度)の53施策の中で「地域医療・救急医療の充実」が、満足度、重要度とも最も高い結果が出た。満足度で一番低かった施策は「農業の担い手の育成」、重要度の最下位は「自動車の利用抑制」だった。市では、調査結果を基に、有効な施策を中期実行計画に反映させる方針。

総合計画は、行政と市民がこれからのまちづくりに取り組むに当たって共有する指針で、市の最上位計画。第4次は10年度から21年度までの12年間。基本構想と実行計画で構成され、実行計画は前期、中期、後期の4年ごとに作ることとしており、市では来年度からの中期計画の策定へ作業を進めている。
意識調査は2月25日から3月11日の期間で実施。無作為に抽出した20歳以上の市民3000人に調査票を配布し、1016人から回答があった。回収率は33・9%。
前期実行計画の「環境」「安心」「健康」「市民力」「地域ブランド」「まちづくりの共通基盤」の6分野の全53施策に対して、満足度、重要度とも「低い」「やや低い」「やや高い」「高い」の4項目で質問。満足度、重要度を指数化した加重平均値で、それぞれの総合順位を付けた。
「地域医療・救急医療の充実」に続く満足度の高い施策は「公園緑地の整備・活用」「彫刻の文化の継承」「地元食材を活用した学校給食の充実」、重要度では「安心して子育てできる環境づくり」「学校施設の耐震化の推進」「学校教育の充実」となった。
満足度のワースト3は「農業の担い手の育成」「中心市街地のにぎわい創出」「住民共助による災害時の要援護者支援」、重要度では「自動車の利用抑制」「地域資源と触れ合う教育の実施」「人権の擁護」だった。
重要度と満足度を組み合わせた結果で施策を分類してみると、満足度は低いが重要度が高いという住民の期待に十分対応できず、満足度を向上するためにも最優先で取り組む可能性のある施策の上位は「学校施設の耐震化の推進」「災害に強い安全なまちづくり」「高齢者・若者などの知識・技能の活用(産業活動)」。満足度、重要度とも低く、満足度を高めるための対策が必ずしも緊急ではない可能性が考えられる施策の上位は「新たな観光ビジネスの創出」「地域ブランドの創出」「環境ビジネスの創造」となった。
市政策推進課では「結果を参考に、市民の期待、満足度を高める施策を、盛り込んだ計画を策定したい」としている。

カテゴリー:行政2013年10月31日

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