山陽小野田市議選、定数削減も争点に

候補者の訴えが続いている山陽小野田市議会議員選挙では、定数削減の是非も争点の一つになっている。今回の当選数は22だが、それは経過措置の「当分の間」で、定数は現行の24のまま。改選後、改めての協議が予想されるが、結果は推進派と慎重派の当選割合が大きく影響しそうだ。

任期満了に伴う改選を間近に控え、9月定例会を最終リミットとした議会機能向上特別委員会が出した結論は、定数を変えず、現在の財政状況などを踏まえて、当分の間、22とするものだった。
定数削減に傾く世間の流れや類似自治体の現状から削減を求めた推進派と、議会のさらなる改革や活動の充実のために削減すべきではないとした慎重派が互いに歩み寄り、妥協点を見いだした結果だった。
削減への動きは新市発足直後に始まった。市民グループ「ふるさとを考える会」が訴え続け、昨年5月に定数を24から20とする請願書を出し、10月に直接請求。
今年4月には住民投票に踏み切ったが、投票率は開票条件の50%以上を満たすことができなかった。
市議会では昨年4月に議長の諮問機関として、適正な議員定数を検討する議員協議会を設置。直接請求を受け、議員定数に関する特別委員会を設けたが、今年3月に否決し、新たに議会機能向上特別委で削減の是非を協議してきた。
現職の推進派は改進と刷新の両会派の8人。今回の市議選でも考える会の推薦を受けている。考える会は新たに新人2人を推して候補者を10人とし、改選後の削減に弾みを付けたい意向だ。
慎重派には議会改革を推し進めているという自負がある。昨年3月には基本指針となる市議会基本条例を制定。議会機能向上特別委では、行政運営の評価や監視、政策立案、情報の発信と収集などについても協議を重ね、改革を進めた。
特別委では最終報告書で、改選後もさらなる機能向上を図るため、早急に検討する必要があると締めくくった。定数問題もさらに検討を重ねる課題の一つ。改選後、推進派と慎重派の割合や動向に注目が集まる。

カテゴリー:行政2013年10月4日

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