山陽小野田市議会改革が、早大研究所調査で県内首位に

早稲田大マニフェスト研究所がこのほど発表した昨年の地方議会改革度調査ランキングで、山陽小野田市議会が2012年の64位から29位へと順位を上げ、県内の議会では首位となった。アンケート回答者の基準が異なり、地方議会の現状を見る際の参考として提示されるものだが、12年4月の議会基本条例施行以来、続けてきた議会改革への積極性が一つの形として表れたことになる。

同研究所は09年に議会調査部会を立ち上げ、議会における改革度状況の確認と、議会による自己評価および改善策の掲示を目的に、10年から全地方議会への調査依頼を行い、改革度の現状や経年比較による進行状況を確認している。
今回の調査では1月に都道府県と市区町村の1789議会にアンケート用紙を送付。回答率は約8割で、過去最多の1444議会から回答があった。設問は情報公開、住民参加、議会機能強化に分類し、カテゴリーごとに点数を算出した。
市議会では2年がかりで同条例を制定し、条例に基づいた議会報告会の開催や事務局の強化に取り組んだ。13年3月には議会機能向上特別委員会を設置。政策立案、情報発信、議員定数などの項目ごとに改革に向けた検討を進めてきた。
その結果、一般会計予算決算常任委の設置、正副議長任期の見直し、自治会懇話会の実施、議員定数の削減などの成果を上げ、現在は議会のあり方調査特別委が機能向上特別委からの申し送り事項についての審議を続けている。
カテゴリー別順位でも議会機能強化が9位と高く、住民参加は16位。一方で、情報公開は前年より順位が上がったものの289位と他の2項目に比べると低かった。
また、県内では下関市議会が47位、防府市議会が99位、山口市議会が287位と、公開された300位までに4市議会が入った。
尾山信義議長は議長就任時、「全国10位以内、県内1位」をスローガンに掲げただけに「着実に改革を進めてきた一つの評価」と喜び、「市民が参加しやすく、興味を持ってもらえるよう、さらなる改革を進めたい」と抱負を述べた。

カテゴリー:行政2014年6月5日

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