山陽小野田市埴生地区の複合公共施設、具体案決まらず

山陽小野田市山陽地区の公共施設再編で、厚狭地区複合施設の建設が着工に向け順調に進む中、埴生地区複合施設は、いまだ建設場所さえ決まっていない。市は22日から3回の意見交換会を開催して地元の意見や要望を吸い上げ、まとめた後、市としての見解を改めて提案する意向だ。

埴生地区複合施設は青年の家(研修棟、天文館、体育館、グラウンド、テニスコート)と埴生支所、埴生公民館を合わせる予定。昨年3月の意見交換会や地区住民だけでの協議でも意見の一致に至っていない。
建設場所は、市の財政面から新たな土地の購入が難しい中、青年の家か、支所と公民館のある土地を有効活用するのが望ましい状況。互いに国道190号沿いで、約500㍍離れている。
意見交換会は22日、11月20日、12月18日にいずれも午後7時から埴生公民館で開催。厚狭地区施設では市民合意の観点から、6月定例議会で事業費の議決を得られず、7月に臨時議会を開いた経緯もあり、広く住民からの意見を聞く方針だ。
青年の家は、老朽化による研修棟解体案から存続を求める署名運動が起こって以降、宿泊をストップしており、現在もほとんど使われていない状況。天文館は月例の「星の教室」があり、グラウンドと体育館は利用が多い。
市企画課の芳司修重課長は「当初は複合施設と並行して埴生小・中連携校の問題もあったが、今は切り離して考えている。地域の交流施設として、地域住民が納得できる良い施設を造りたい」と話している。
一方、厚狭地区複合施設は順調で、現在、実施設計に取り掛かっている。12月からは総合事務所に付帯していた旧山陽消防署関連施設の解体に着手。来年3月には体育館の建設と山陽総合事務所の解体が始まる。
複合施設の主棟建設は来年6月からを予定し、2015年度からの利用開始を目指している。その後、厚狭図書館と厚狭公民館の解体を始める。また、総合事務所の解体中は旧県厚狭保健所を仮設事務所とする。
複合施設の意見交換会の問い合わせは市企画課(電話82-1130)へ。

カテゴリー:行政2013年10月16日

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