山陽小野田市の白井市長が引退を表明

来年4月に任期満了を迎える山陽小野田市の白井博文市長(78)は27日、市役所で記者会見を開き、今期限りでの引退を表明した。山口東京理科大薬学部開設への思いをのぞかせつつ「支援を続けてもらった旧友たちの助言もあり、少しずつ気持ちを整理し、固めていった」と理由を話した。

白井市長は35年間の裁判官生活を経て、市町合併後の2005年に初代市長として初当選し、現在3期目。職員や自身の給与削減、財政規律の堅持、特別職の民間起用といった行財政改革を貫き、破綻しかけていた財政を軌道に乗せた。

2期目からは合併特例債を有効活用し、老朽化した社会資本の整備に尽力。今期は財政再建の代償となっていた文化やスポーツ、観光の振興、子育て支援などにも力を注ぎ、山口東京理科大の市立化を実現。薬学部開設への道筋も付けた。

会見では、引退について「初出馬の原点で、自分の元気や衰えを一番理解している旧友たちの助言や進言が大きかった」とし、薬学部への思いや同大の今後にも触れながら、「あと2年間は務めたい」という思いを断ち切ったという。

「人生の第3幕」と表現した3期12年を「各論は自分で評価するものではないが、総論として市民が主役、公平公正な市政を貫くことができた」と振り返った。「裁判官時代よりも喜びや満足度が充実していた。掛け替えのない12年間を与えてもらった」と、市民への感謝も口にした。

白井市長の任期は4月23日まで。市長選は4月2日に告示、同9日に投開票される。現在までに前市議の伊藤実さん(57)が無所属での出馬を表明しており、他にも出馬に向けた動きが見られている。

カテゴリー:行政2016年12月27日

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