山陽小野田市の救急車出動、2年連続で減

高齢化社会の訪れに伴い、全国的に救急出動と搬送人員の件数が増加する中、山陽小野田市内では昨年1年間で救急出動2980件、搬送人員2640人で、2年連続の減少となった。宇部・山陽小野田消防局(杉野嘉裕消防長)では「救急車の適正利用の呼び掛けが功を奏しているのでは」と分析している。

長く続いた増加傾向に歯止めがかかったのは2012年。前年に比べ出動件数は5件、搬送人員は50人減り、昨年はさらに救急出動は186件、搬送人員は195人減と大きく下回った。
宇部市を含む同局管内では救急出動は1万249件で111件減ったが、宇部は75件の増、搬送人員は8649人で、減少幅は山陽小野田の方が大きかった。警防課の谷岡光秀課長は「確かな理由は分からないが、山陽小野田市で適正利用が浸透していると考えたい」という。
市内の救急出動の内訳は急病1825件、一般負傷426件、転院搬送331件、交通事故255件と多い種別に例年と大差はないが、早い梅雨明けから猛暑が続いたこともあり、熱中症での搬送が約1・5倍に増えた。
寒さが増すこの時期は屋内と屋外、屋内では風呂場の脱衣場と浴室などで急激な温度変化が脳や心臓に影響を及ぼすヒートショックに注意が必要で「温度差を予防できる対策を心掛けて」と呼び掛けている。
一方、火災の件数は30件で1件の減少。12年にはなかった火災による死者は1人で、負傷者は増減なく4人だった。種別では建物火災が最多の17件。草やごみといったその他火災が11件、車両火災が2件だった。
救助出動件数は40件。内訳は交通事故21件、建物事故6件、水難事故と機械事故が各2件、ガス事故と火災事故が各1件、その他7件だった。

カテゴリー:行政2014年1月9日

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