山陽小野田市の成長戦略室、新設早々活発に

市長の特命部署として、山陽小野田市に今年度から新設された成長戦略室。当面する行政課題や多様な市民ニーズへの迅速な対応が大きな目的だ。文化やスポーツをまちづくりのツールとして捉え、仕掛けを模索する一方、各部署へアイデアも投げ掛けるなど、早くも動きだしている。

スポーツと文化に関する事務を市教育委員会から、秘書部門を総務部から移管し、成長戦略、秘書、文化とスポーツによるまちづくりが業務の大きな柱となる。縦割りの行政組織に横串を刺していく役割を担い、行政の一体感の向上を図る。
職員は大田宏室長(次長級)以下、主幹(課長級)と主査(課長補佐級)が各3人、主任(係長級)2人、係員4人に管財課との兼務職員(市長運転手)の計14人。市芸術顧問の田村洋さん(元県立大教授)もプロデューサーとして加わる。
これまでの秘書室を成長戦略室として使っているが、市役所内にいるのは5人。8人は市文化会館、市民館、県立おのだサッカー交流公園管理棟に常駐し、各施設での業務もこなす。市長を交えた全体会議は月1、2回行うという。
まだ手探りながら徐々に動き始めている。文化やスポーツによるまちづくりに向けた審議会の立ち上げから条例の制定などを検討しつつ、2012年に策定した市文化振興ビジョンの見直しやスポーツ推進計画の策定も視野に入れている。
3年に1度開かれる15年の第6回現代ガラス展に向けても準備をスタート。市高校サッカーフェスティバルをはじめ、既存のイベントにも付加価値を付け、市や文化、名産品の情報発信にもあらゆる手段を検討していくという。
大田室長は「室名のように仰々しいものではなく、各部署の黒子に徹しながら、いろんな形で成果を上げ、市全体、組織全体を成長させたい。市長の考えを形にできる施策も打ち出せれば」。頭の中には多くのアイデアがあるようだ。

カテゴリー:行政2014年4月16日

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