山陽小野田市の小型家電 年間108㌧がリサイクルへ

小型家電リサイクル法の施行に伴い、山陽小野田市が昨年度から回収を始めた、リサイクルに向けた小型家電は、1年間で約108㌧にもなった。市内14カ所に設置した回収ボックスでの回収と、月1回の不燃ごみからの選別によるもので、以前はほぼ同量がリサイクルされずに処分されていたことになる。処分費の削減も含めた効果は予想以上。回収量は中国地方でも多いほうだという。

同法の施行に備えた国の実証事業を機に、市役所や各公民館に設置された回収ボックスには、市民から2・285㌧の小型家電が入れられた。携帯電話とパソコン、デジタルカメラが9割以上を占め、ドライヤーや電卓、電子辞書もあった。  不燃ごみからは市環境衛生センターの職員が選別。扇風機、電気ストーブなど比較的重い家電が多く、106・14㌧となった。ごみの集積場では抜き取りによる個人情報の漏えいも考えられることから、携帯電話は少なかったという。  回収ボックスは当初、年間1㌧程度を予想していた。倍以上となった要因にはパソコン廃棄の無料化や個人情報の保護が挙げられるという。公民館などが開館中であれば、いつでも捨てられるメリット、リサイクルへの関心も考えられる。  不燃ごみとして処分していた際の処分費は年間約300万円。リサイクルに回せば、業者が無償で引き取るため、同センターの沖本正治所長補佐は「コスト面、環境面で大きなメリットがある。これからも継続していきたい」と話している。  同法は廃棄物の適正処理と資源の有効活用を目的に、昨年4月1日に施行。回収された家電は中間処理施設や製錬工場で鉄や貴金属、レアメタルを抽出して再利用される。回収ボックスは市役所、山陽総合事務所、各公民館に設置。回収できるのは投入口(40×20㌢)に入る15品目で、投入時間は各施設の開館時間となる。

カテゴリー:行政2014年6月4日

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